校長挨拶

 この4月に校長に着任しました羽佐田透一(はさだ とういち)です。私のモットーは、「明るく元気一生懸命に」です。生徒、教職員の皆で力を合わせて明るく活気ある学校づくりに努めていきたいと考えています。
 さて、本校は大正十年に安城町立安城高等女学校として開校し、愛知県立安城高等女学校を経て現在に至り、創立百年目を迎えました。百周年記念行事の開催に向けて、同窓会が中心となって準備を進めています。
 教育スローガン「きっとできる できるまでやる」を掲げ、何事にも真摯に粘り強く取組む姿勢を大切にし、学びを通して知識を得ること、思考力を育てること、技能を身に付けることの喜びを実感できる教育活動を実践しています。
 また、本校は「ごんぎつね」などの作品で知られる童話作家新美南吉とゆかりの深い学校でもあります。本校中庭の記念碑には、彼の作品の一節「君たちも大きくなると一人一人が旅をしなきゃならない 旅人にならなきゃならない」が刻まれています。そのように生徒一人一人を人生という旅において、社会で活躍し、貢献できる人間に育成することに教職員一同努めております。
 保護者、地域の皆様には、生徒、教職員と共に「チーム安高」として、生徒の充実した高校生活やその成長を支えていただけたら幸いに存じます。
 中学生の皆さんは、親切で面倒見の良い先輩や若さと情熱あふれる先生と共に、明るく元気一生懸命に楽しく充実した高校生活を送ってみませんか。

                          愛知県立安城高等学校長  羽佐田 透一